定時制高校と高卒認定

定時制高校と高卒認定

定時制高校は、全日制高校とは異なり、平日や昼間に仕事や育児をしながらでも通って高校卒業の資格を得られる高校です。
現在では高校への進学率、そして卒業者数を見ても、義務教育ではありませんがほとんどの人が中学卒業後に高校へ行き卒業している状況にあり、言わば高卒は社会的ステータスとしては最低限であると考えられる場合も少なくありません。

 

一方で、悩みや通学・勉強への疑問を抱えながら高校に通っている生徒も少なくありません。
みんなが高校に進学し卒業しているので、自分も仕方なく、と高校を選択し通っている人も多いのです。

 

しかし、一度しかない人生、そして体力も気力もあふれている高校生期を、嫌々過ごすのはどうだろうかと考える人も増えています。
そんな中で、したい仕事や生活をしながら、定時制高校に通って高校を卒業しようする選択肢も有効です。

 

もしも大学や専門学校などへの進学ということを考えている場合は、必ずしも高卒でなくても、「高卒認定試験」を通じて進学することもできます。
高卒認定なら、必要最低限の時間と費用で進学や就職への切符を手にすることができますので、定時制高校よりもさらに柔軟な生活や日々の取り組みが可能だと言えます。

 

ただし、高卒認定試験を利用した場合、大学へ進学し卒業することで大卒が最終学歴になります。
大学の場合は中退も学歴として履歴書に記載できますので、大学へ入った時点で、大学中退か大卒に最終学歴はステップアップすることになる訳ですが、高卒認定試験で合格しても進学しなければ、あくまで最終学歴は中卒のままとなってしまう点は注意が必要です。

 

以上のことから、何としても高卒資格が欲しいということであれば定時制高校を利用したり、もっと自由が利く通信制高校に入学したりして、所定の条件を満たし卒業する必要があります。
一方で、とにかく大学や専門学校へ進学すれば良いという場合は、それらも利用せずに高卒認定で前進することが可能であると考えて良いでしょう。
二者択一というよりも、それぞれのメリット・デメリットを良く調べ理解した上で、最も自分に合う方法を見付けるべきだと言えます。