高卒認定の教科

高卒認定の教科

高卒認定試験は、平成26年度の第1回試験(8月実施)から、理科系の科目の名称変更のほか合格要件が少し変わります。

 

これまでは、理科系の科目は、理科総合、物理T、化学T、生物T、地学Tの5分野から2つ合格すればOKでした。
今後は、それぞれ「科学と人間生活」「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」に名称が変わります。
これは、平成24年度から実施されている新しい学習指導要領に基づく変更であり、履修範囲も平成24年度から高校で使用されている教科書が対象となり、各分野で若干の覚えるべき内容の変更が生じます。

 

さらに、理科系科目の合格要件が変更となりますので、特に過去に高卒認定試験を受験している人は注意が必要です。

 

平成26年度からは、「科学と人間生活」を選択した場合は、そのほかに、物理、化学、生物、地学から1分野選択して受験することになります。
合計2分野の受験ということになります。
しかしもしも「科学と人間生活」を選択しなかった場合は、物理、化学、生物、地学から3分野を選択して受験することになりました。
このため、過去に物理T、化学T、生物T、地学Tのいずれか1分野で合格していた場合、これまでは他の1分野で理科系科目は合格となっていたのですが、今後はその他に2分野を受験するか、「科学と人間生活」を受験するかのいずれかの方法を取らざるを得なくなります。
「科学と人間生活」は、物理、化学、生物、地学の4分野を合わせたものですから、平成26年度から、より幅広い理科の知識が問われるようになったと言えます。

 

既に高卒認定試験の受験を経験している人は、平成25年までに全部終わらせておけば良かったと後悔する可能性がありますが、定められた制度の中での試験であり合格要件の教科の変更なのですから、そこは腹をくくって全科目合格に向けて仕切り直す必要があるでしょう。

 

なお、理科以外の他の科目においても、遅くても平成27年度試験からは新しい学習指導要領に基づいた教科書をベースにした試験内容となります。
現在、既に取り組んでいるという人は、今まで使っていた教科書の入れ替えも含め、今後の対策も考えていく必要があります。